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XLVIngres II 関数

警告

このモジュールは、実験的なものです。これは、これらの関数の動作、関数名は、このドキュメントに書かれて事項と同様に告知なく将来的なPHPのリリースで変更される可能性があります。注意を喚起するとともに、このモジュールは使用者のリスクで使用して下さい。

これらの関数により、Ingres II データベースサーバにアクセスできるよ うになります。

これらの関数を利用可能とするには、オプション --with-ingres を付けて Ingres サ ポートを有効にしてPHPをコンパイルする必要があります。コンパイルに は、Ingres II に含まれる Open API ライブラリとヘッダが必要です。 環境変数 II_SYSTEM が正確に設定されていない場合、Ingres がインストー ルされたディレクトリを指定するために --with-ingres=DIR を使用する必要 があるかもしれません。

この拡張モジュールを Apache で使用する際に Apache が起動せず、 "PHP Fatal error: Unable to start ingres_ii module in Unknown on line 0" というエラーが発生する場合、 環境変数 II_SYSTEM が正確に設定されているかどうかを確認して下さい。 "export II_SYSTEM="/home/ingres/II" を Apache を開始するスクリプト に追加して下さい。この後、httpd を起動すれば、うまくいくはずです。

注意 他のデータベースサーバにアクセスするために既にPHP 拡張モジュール を使用している場合、Ingres は同一のコネクションについて複数のクエ リやトランザクションの並列実行ができない、つまり、この拡張モジュー ルにおいて結果およびトランザクションのハンドルを得ることができない ことに注意する必要があります。クエリの結果は、別のクエリを送信す る前に処理する必要があり、トランザクションは別のトランザクション をオープンする前にコミットまたはロールバックする必要があります。 (これは、最初のクエリを送信する際に自動的に行われます)

目次
ingres_autocommit -- autocommitをオンまたはオフに切替える
ingres_close -- Ingres II データベース接続を閉じる
ingres_commit -- トランザクションをコミットする
ingres_connect -- Ingres II データベースへの接続をオープンする
ingres_fetch_array -- 1行分の結果を配列に取得する
ingres_fetch_object -- 1行分の結果をオブジェクトとして取得する
ingres_fetch_row -- 1行分の結果を数値添字配列として取得する
ingres_field_length -- フィールド長を得る
ingres_field_name -- クエリ結果においてフィールド名を得る
ingres_field_nullable -- フィールドにNULL値を設定可能かどうか調べる
ingres_field_precision -- フィールドの精度を得る
ingres_field_scale -- フィールドのスケールを得る
ingres_field_type -- クエリ結果においてフィールドの型を得る
ingres_num_fields --  直近のクエリにより返されたフィールドの数を得る
ingres_num_rows --  直近のクエリで作用されたレコードの数を取得し、返す
ingres_pconnect --  Ingres II データベースへの持続的接続をオープンする
ingres_query -- Ingres II にSQLクエリを送信する
ingres_rollback -- トランザクションをロールバックする